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Report | Korea International Architecture Festival 2025 _ SATO Naomi

韓国国際建築祭2025に参加して_佐藤尚巳

Updated: Nov 11, 2025

JIAとKorean Institute of Architects(KIA)は毎年それぞれの建築家大会に相互に出席して友好関係を深めている。2025年は「韓国-フランス外交140周年(2026)」の前年に当たるそうで、例年とは異なり、KIA、ソウル市、韓国芸術文化財団、フランス建築家評議会、フランス建築家協会の5団体共催で「韓国国際建築祭2025」が10月21日から25日までソウル市 Nodeul Island で盛大に開催された。大統領直属の建築政策委員会と政府の文化・スポーツ・観光省の協賛、及びフランス文化省とフランス大使館の後援もあり、フランスからも多くの建築家が招かれて展示会が併設された。更にUIAの評議会(カウンシルミーティング)も同時開催されたので世界各国から大勢の建築関係者が集まり、国際色豊かで大変賑やかなイベントとなった。

韓国政府は、文化、スポーツ、観光に力点を置いた政策を展開しており、建築も文化を担う重要な項目として認識され支援を受けている。日本における建築家の扱いとは雲泥の差があり、近現代建築が保存再生も含めて文化としての価値を獲得できるように尚一層の努力が必要であると感じた。

2日目の午後、2025 Seoul Mayor’s International Architecture Forumというシンポジウムがソウル市役所の会議場で開催された。Social Status of Architects and Architecture-related Systems というテーマで、韓、仏、日、ブラジル、米、の代表者の発表の後討論を行った。私は発表者の一人として日本の建築家の置かれている立場とJIAの取り組みについて発表を行った。各国の情報交換ができ有意義なフォーラムとなった。
(JIA会長 佐藤尚巳)

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